「2027年の干支って何?」「丁未はなんて読むの?」「未年の自分は2027年に何歳で、年女になるのかな」。年末が近づくと、来年の干支や年賀状のこと、自分や家族の生まれ年が気になってきますよね。
2027年(令和9年)の干支は丁未(ひのとひつじ)です。十二支だけで言えば「未年(ひつじどし)」で、十干の「丁」は灯火のような陰の火、「未」は実りに向かう陰の土を表すとされます。この組み合わせは、五行で「火が土を生む」関係にあたることから、これまで積み重ねてきたことを温めて形にしていく年と読まれることが多い干支です。
この記事では、丁未の意味と「どんな年とされるか」、2026年の丙午からの流れ、前回の丁未だった1967年の出来事、未年生まれの性格・恋愛傾向・相性、2027年の年男・年女の年齢早見表までをまとめました。干支の考え方は暦や占いの言い伝えで、未来を言い当てるものではありません。一年の過ごし方を考えるヒントとして読んでみてください。
結論:2027年の干支は丁未(ひのとひつじ)で、60ある干支の44番目です。年賀状や年男・年女など暮らしの中では2027年1月1日から未年として扱うのが一般的ですが、四柱推命や九星気学では立春の2027年2月4日10時46分(国立天文台の暦要項による)から年が切り替わると考えます。2027年の年男・年女は、その年の誕生日を迎えると12・24・36・48・60・72・84・96歳になる人たちです。「丁未はどんな年か」には決まった答えはなく、「温める・育てる・形にする」年と読まれることが多いとされます。
2027年の干支の基本を、先に一覧にしておきます。
| 項目 | 2027年(令和9年) |
|---|---|
| 干支 | 丁未(ひのとひつじ/ひのとのひつじ)、音読みは「ていび」 |
| 十干・十二支 | 十干は「丁(ひのと)」、十二支は「未(ひつじ)」 |
| 陰陽五行 | 丁=陰の火、未=陰の土。「火生土(かしょうど)」の関係とされる |
| 年の切り替わり | 一般的には1月1日。四柱推命・九星気学では立春(2月4日10時46分) |
| 年男・年女(満年齢) | 12・24・36・48・60・72・84・96歳(数え年では13・25・37…歳) |
| 前回・前々回の丁未 | 1967年(昭和42年)、1907年(明治40年) |
| 前年・翌年 | 2026年は丙午(ひのえうま)、2028年は戊申(つちのえさる) |
2027年の干支は丁未(ひのとひつじ)|1月1日から、占いでは立春の2月4日から
「2027年の干支はいつから?」という疑問には、暦のどの考え方を使うかによって二つの答えがあります。どちらかが間違っているわけではなく、使う場面が違うだけです。
年賀状や年男・年女は、2027年1月1日から未年として扱うのが一般的
今の日本では、新暦(太陽暦)の1月1日に年が改まるため、年賀状の干支や「今年は何どし?」という会話では、2027年1月1日から未年として扱うのが一般的です。年男・年女も、多くの場合は生まれた西暦の年で数えます。たとえば2003年生まれの人は、誕生日が1月でも12月でも「未年生まれ」と言うのがふつうです。日常生活で干支を使うときは、1月1日の切り替わりで考えておけば困ることはほとんどありません。
四柱推命・九星気学では、立春の2027年2月4日10時46分が年の境目
一方、四柱推命や九星気学、算命学など、干支を使って運勢を読む占いの多くは、二十四節気の「立春」を一年の始まりとします。国立天文台が発表した令和9年(2027年)の暦要項によると、立春は2027年2月4日10時46分(日本時間)、その前日の2月3日が節分です。そのため占いの世界では、2027年2月4日10時46分より前はまだ丙午の年、それ以降が丁未の年と考えます。立春の日付は年によって2月3日や2月5日になることもあるので、毎年の暦で確かめるのが安心です。
2027年1月1日〜2月4日に生まれる赤ちゃんは、占いでは丙午とされることがある
立春を境にする占いでは、2027年1月1日から2月4日の立春の時刻までに生まれた人は、生まれ年の干支を「丙午」として読みます。同じように、1967年や1979年など未年の1月〜2月初めに生まれた人も、四柱推命などではひとつ前の干支で占われることがあります。占いのサイトで「生年月日を入れたら干支が違った」と感じたら、この立春の境目が理由のことが多いです。年賀状や家族の会話では西暦の年で、占いで自分を詳しく見るときは立春で、と使い分けると混乱しにくくなります。
※日本の旧暦の元日(旧正月)は2027年2月7日です(中国の春節は時差の関係で1日早い2月6日)。旧暦で年を数える考え方もありますが、今の日本の干支の話題で使われることはあまり多くありません。
丁未の意味|十干「丁」は灯火、十二支「未」は実りに向かう熟成とされる
干支は、正しくは「十干十二支(じっかんじゅうにし)」と言い、10種類の十干と12種類の十二支を順に組み合わせた60通りの呼び名です。国立天文台の用語解説でも、もともとは長い年数や日数を数えるための符号として中国から伝わったものと説明されています。
「丁(ひのと)」は陰の火|ろうそくや灯火のように静かに長く燃える火とされる
十干の「丁」は、陰陽五行では「火の弟(ひのと)」、つまり陰の火にあたります。前の年の「丙(ひのえ)」が太陽や燃え上がる炎にたとえられる陽の火なのに対し、丁はろうそくや灯火、かまどの火のように、手元を照らして静かに燃え続ける火とされます。中国の古い字書『説文解字』では、丁は夏に草木が育って充実するさまを表すと説明されており、「一人前になる」「しっかり実が詰まる」というイメージもあります。派手さはなくても、周りを温め、暗いところを照らし続ける力が丁の持ち味と言われています。
「未(ひつじ)」は陰の土|果実が熟して味わいが増していく時期を表す
十二支の「未」は、もともと動物とは関係なく、季節や草木の成長の段階を表す字だったとされます。『説文解字』では「未は味なり」とされ、旧暦6月ごろ、果実が熟して味がついていく時期を表すと説明されています。月では旧暦6月、時刻では「未の刻(午後1時〜3時ごろ)」、方角では南南西にあたり、五行では夏の終わりの土に分類されます。のちに動物の羊が当てはめられ、群れで穏やかに暮らす姿から「家族の安泰」「平和」の象徴として親しまれるようになりました。
丁未は60干支の44番目|読み方は「ひのとひつじ」「ひのとのひつじ」「ていび」
丁未は、甲子(きのえね)から数えて44番目の干支で、60年に一度めぐってきます。訓読みでは「ひのとひつじ」と読むことが多く、国立天文台の用語解説のように「ひのとのひつじ」と「の」を入れる読み方もあります。音読みは「ていび」で、日本史の「丁未の乱(587年、蘇我氏と物部氏の争い)」はこの読みで呼ばれます。十干の陰陽と五行は次の表のとおりで、丁と未はどちらも「陰」の性質を持つ組み合わせです。
| 十干 | 読み | 五行・陰陽 | たとえ |
|---|---|---|---|
| 甲・乙 | きのえ・きのと | 木の陽・木の陰 | 大樹・草花 |
| 丙・丁 | ひのえ・ひのと | 火の陽・火の陰 | 太陽・灯火 |
| 戊・己 | つちのえ・つちのと | 土の陽・土の陰 | 山・田畑 |
| 庚・辛 | かのえ・かのと | 金の陽・金の陰 | 鉄・宝石 |
| 壬・癸 | みずのえ・みずのと | 水の陽・水の陰 | 海・雨露 |
※「たとえ」は四柱推命などでよく使われるイメージで、流派によって表現が少しずつ異なります。
丁未はどんな年?「火生土」で積み重ねが形になる年と読まれる
干支から一年を読むときは、十干と十二支の五行がどう関わり合うかを見るのが基本です。丁未の場合、この関係がとても穏やかで、前向きに読まれることが多い組み合わせです。
火が燃えて灰が土になる「火生土」は、互いを生かす相生の関係
陰陽五行には、ある要素が次の要素を生み育てる「相生(そうじょう)」という考え方があり、「火が燃えると灰が残り、それが土になる」ことを「火生土」と呼びます。丁未は、十干の丁(火)が十二支の未(土)を生む形になっているため、上下の気がぶつからずに流れる組み合わせとされます。そこから、情熱や努力(火)が、目に見える成果や土台(土)に変わっていく年、と読まれることが多いのです。ただし、これは五行思想にもとづく解釈で、何かが起こることを約束するものではありません。
キーワードは「温める・育てる・形にする」|派手さより続ける力が生きる年とされる
灯火の丁と、実りに向かう未の組み合わせから、2027年は「急いで新しいことを始める」より、「始めたことを温めて育てる」年と言われます。仕事なら、2026年に始めた挑戦を地道に続けて形にする、暮らしなら、住まいや家計、人間関係の土台を整えるといった過ごし方が丁未らしいとされます。羊が群れで穏やかに暮らす姿から、ひとりで抱え込むより、周りと協力しながら進むことも大切なテーマです。大きな変化を起こすより、今あるものを丁寧に育てたい人にとって、気持ちを合わせやすい一年になるかもしれません。
相場格言の「未辛抱」も、焦らず足元を固める年のたとえとして知られる
株式の世界には、十二支ごとの相場の傾向をたとえた「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ」という古い格言があります。このなかで未年は「辛抱の年」とされ、結果を急がず、じっくり待つことの大切さを表す言葉として紹介されることがあります。もちろん、これは昔から言われている言い回しで、実際の値動きを予想する根拠にはなりません。お金や投資のことは干支や占いだけで決めず、情報を確かめたうえで、必要なら専門家にも相談しながら判断してください。
前回の丁未は1967年、その前は1907年|確かな出来事だけを振り返る
丁未の年は60年ごとにめぐってきます。前回と前々回の丁未の年に起きたことのうち、公的な記録で確かめられるものだけを短くまとめました。
| 年 | 主な出来事 |
|---|---|
| 1967年(昭和42年) | 出生数が約193万人に(前年の丙午は約136万人)/日本の総人口が1億人を超える/初めての「建国記念の日」/公害対策基本法の公布 |
| 1907年(明治40年) | 小学校令の改正で、義務教育が4年から6年に延長される |
1967年(昭和42年)は、前年の丙午で減った出生数が大きく戻った年
前回の丁未の1967年は、丙午と丁未の関係を考えるうえで象徴的な年です。厚生労働省の人口動態統計によると、丙午だった1966年の出生数は約136万人で、前年より約25%も少なくなりましたが、翌1967年は約193万人と大きく増えました。「丙午生まれの女性は気性が激しい」という迷信を気にして出産を1年ずらした家庭が多かったためと考えられています。同じ1967年には日本の総人口が1億人を超え、2月11日には初めての「建国記念の日」が祝われるなど、高度経済成長のさなかの節目の年でもありました。
1907年(明治40年)は、義務教育が6年になった年
前々回の丁未にあたる1907年は、小学校令が改正され、それまで4年だった義務教育の年限が6年に延びた年です。この6年制の尋常小学校は、1941年に国民学校へ変わるまで続きました。子どもたちが学ぶ期間が延び、国の土台となる教育が整えられていった時期と言えます。「育てて形にする」という丁未のイメージに重ねて語られることもありますが、あくまで後から見た読み方のひとつです。
過去の出来事は「丁未はこうなる年」という予言ではない
干支の記事では、過去の同じ干支の年の出来事を並べて「だから今年はこうなる」と書かれることがありますが、60年前と今とでは社会のしくみも暮らしもまったく違います。過去の出来事は、干支を身近に感じるための話題として楽しむくらいがちょうどよい距離感です。特に、災害や事件を干支と結びつけて「不吉な年」と決めつけるような見方は、根拠がないうえに不安だけを大きくしてしまいます。2027年がどんな年になるかは、干支ではなく、これからの一人ひとりの選択で形づくられていくものです。
丙午の次は丁未|2026年の「燃え上がる火」から2027年の「灯し続ける火」へ
2026年の丙午(ひのえうま)と2027年の丁未は、十干も十二支も隣り合う、とても近い関係の干支です。2年続けて読むと、一つの流れとして理解しやすくなります。
丙は陽の火、丁は陰の火|2026年に始めたことを、2027年は温め続ける
丙午は、陽の火の「丙」と、同じく火の性質を持つ「午」が重なり、エネルギーが強く勢いのある年と言われてきました。そこから丁未へ移ると、火は陽から陰へ、炎のような勢いから灯火のような持続へと性質が変わります。たとえるなら、2026年に勢いよく火をつけた薪を、2027年は消えないように見守り、料理や暖をとるために使っていくような流れです。2026年に始めた恋や仕事、新しい習慣があるなら、2027年はそれを続けて自分のものにしていく年と考えると、干支の流れに沿った過ごし方になります。
午と未は「支合」の組み合わせで、つながりの深い2年とされる
十二支には、相性のよい二つの支が結びつく「支合(しごう)」という考え方があり、午と未はその組み合わせのひとつです。さらに、丙午と丁未はどちらも「納音(なっちん)」と呼ばれる分類で「天河水(てんがすい)」に属し、空から降る雨のように、恵みをもたらす水にたとえられます。こうしたことから、2026年と2027年は、ばらばらの2年ではなく、ひと続きのテーマを持つ2年として読まれることがあります。2026年に出会った人や芽生えた関係を、2027年にじっくり深めていくイメージで過ごしてみるのもよいでしょう。
丙午の迷信は丁未には当てはまらない|生まれ年で人の性格や運命は決まらない
日本では「丙午生まれの女性は気性が激しい」という迷信が江戸時代から語られ、1966年の出生数が大きく減るほどの影響を残しました。丁未については、日本で同じような迷信が広く信じられてきたわけではありません。中国には、南宋の柴望(さいぼう)が丙午・丁未の年の災いを集めた『丙丁亀鑑(へいていきかん)』という書物もありますが、これは過去の出来事を後から当てはめたもので、根拠のある予言ではありません。丙午でも丁未でも、生まれ年の干支でその人の性格や結婚、運命が決まることはなく、干支を理由に人を判断したり、出産の時期を悩んだりする必要はないのです。
未年生まれの性格|穏やかで協調性が高く、芯は強い「外柔内剛」タイプとされる
ここからは、干支占いで言われる未年生まれの性格を紹介します。干支による性格の傾向は言い伝えで、同じ未年でも一人ひとり違います。当てはまるところだけを、自分を知るヒントとして受け取ってください。
長所:人の気持ちに寄り添い、争いを避けて場を和ませる平和主義
未年生まれは、群れで穏やかに暮らす羊のように、温厚で思いやりがあり、人との和を大切にするタイプとされます。相手の話をよく聞き、場の空気を読んで、ぶつかり合いが起きないように気を配れるのが大きな長所です。見た目は柔らかくても、内側には粘り強さや「これだけは譲れない」という芯を持つ「外柔内剛」の人が多いとも言われます。コツコツと努力を重ね、気づけば周りから頼られる存在になっている、というのが未年らしい姿とされています。
気をつけたい面:心配性で、決断に時間がかかりやすいと言われる
周りとの調和を大事にするぶん、未年生まれは自分の意見を後回しにしたり、人の目を気にしすぎたりすることがあると言われます。慎重で心配性な面もあり、大事な場面で「もう少し考えたい」と決断を先延ばしにしてしまうこともあるようです。「未年は性格が悪い」と検索されることもありますが、これはやさしさや慎重さの裏返しが、ときに「はっきりしない」と受け取られることを指しているのかもしれません。迷ったときは、信頼できる人に気持ちを話してみると、自分の答えが見えやすくなります。
未年の女性は面倒見がよく、未年の男性は誠実で家庭的とされる
未年の女性は、気配り上手で面倒見がよく、友人や家族から相談されることが多いタイプとされます。おっとりして見えても、自分の暮らしや大切な人を守るときにはしっかり者の顔を見せると言われています。未年の男性は、穏やかで誠実、争いを好まず、家庭や仲間を大切にする人が多いとされます。どちらも、表に出す感情より内側で温める気持ちのほうが大きく、打ち解けるまでに少し時間がかかるのが共通点です。
丁未生まれ(1967年・2027年生まれ)は、静かな情熱を内に秘めるとされる
未年のなかでも丁未の年に生まれた人は、未の穏やかさに、灯火のような丁の温かさが加わった性格とされます。表立って目立つより、身近な人を明るく照らし、粘り強く目標に向かう静かな情熱家と言われます。人の気持ちに敏感で、相手を傷つけない言葉を選べる一方、気持ちをため込みやすい面もあるとされます。なお、四柱推命では生まれた年だけでなく、月・日・時間の干支も合わせて性格を読むため、年の干支だけで人柄が決まるわけではありません。
未年生まれの恋愛傾向|じっくり育てる恋で、信頼が深まるほど愛情が強くなる
未年生まれの恋愛は、一目ぼれで燃え上がるより、時間をかけて信頼を育てていくタイプと言われます。自分が未年の人も、好きな人が未年の人も、参考にしてみてください。
片思いでは自分から動くまで時間がかかるが、近づき方は誠実
未年生まれは、好きな人ができても、相手の気持ちや周りの目が気になって、なかなか自分から動けないことが多いとされます。そのかわり、相手の好きなことを覚えておく、困っているときにそっと手を貸すなど、日々の小さなやさしさで気持ちを伝えるのが得意です。片思いが長くなりやすいタイプなので、「次に会ったら一言だけ自分から話しかける」など、小さな目標を決めると一歩を踏み出しやすくなります。気持ちを伝えるタイミングに迷うときは、相手との会話が自然に増えてきた時期を目安にするのもひとつの方法です。
付き合うと尽くしやすく、相手に合わせすぎて疲れることもある
交際が始まると、未年生まれは相手を大切にし、記念日や日々の気づかいを欠かさない、愛情深いパートナーになると言われます。一方で、相手に嫌われたくない気持ちから不満を飲み込み、ある日突然気持ちが限界になってしまうこともあるようです。けんかを避けるのは長所ですが、小さな「ちょっと嫌だった」を早めに言葉にしたほうが、関係は長続きしやすくなります。「わがままを言ってもいい関係」を二人で育てることが、未年の恋を安定させるポイントとされます。
未年の人を好きになったら、急かさず安心できる時間を重ねる
好きな人が未年の場合、強引に距離を縮めたり、返事を急かしたりすると、相手が身構えてしまうことがあると言われます。未年の人は、安心できる相手かどうかをじっくり見ているので、約束を守る、話をきちんと聞くといった信頼の積み重ねが心に響きやすいとされます。大勢の場より、二人で落ち着いて話せる場所のほうが、本音を見せてくれやすいかもしれません。もちろん干支の傾向より、目の前の相手が何を大切にしているかを見ることがいちばんの近道です。
結婚では家庭を大切にし、穏やかな暮らしを望む傾向とされる
羊が「家族の安泰」の象徴とされるように、未年生まれは結婚後も家庭を大切にし、穏やかで安定した暮らしを望む人が多いと言われます。派手なイベントより、毎日の食卓や何気ない会話を大事にする、堅実なパートナーになりやすいとされます。結婚を決めるまでに慎重になりやすいので、将来の住まいやお金、仕事の考え方を少しずつ話し合っておくと、不安がやわらぎやすくなります。入籍の日取りを考えるなら、2026・2027年の入籍日に縁起のいい日もあわせて見てみてください。
未年と相性のいい干支・相性の悪い干支|十二支の相性は言い伝えとして参考に
干支の相性は、十二支どうしの組み合わせを「三合」「支合」「冲」「害」「刑」などに分ける考え方にもとづいています。未年から見た主な組み合わせは次のとおりです。
| 相手の干支 | 組み合わせ | 言い伝えでの読み方 |
|---|---|---|
| 卯年・亥年 | 三合(さんごう) | 目標を共有し、力を合わせやすい相性 |
| 午年 | 支合(しごう) | 自然に引き合い、心を許しやすい相性 |
| 未年どうし | 同じ支 | 価値観が近く安心できるが、二人とも遠慮しやすい |
| 丑年 | 冲(ちゅう) | 正反対の性質で、刺激し合い学び合う相性 |
| 子年 | 害(がい) | 小さな行き違いに気をつけたい相性 |
| 戌年・丑年 | 刑(けい) | 譲り合いのバランスを意識したい相性 |
卯年・亥年は「三合」で、同じ目標に向かって協力し合える相性とされる
亥・卯・未の三つの支は「三合(木局)」と呼ばれる組み合わせで、三つがそろうと大きな力になるとされます。未年の人にとって卯年・亥年の人は、目指すものが似ていて、協力し合いながら関係を育てやすい相手と言われます。恋愛では、二人で同じ趣味や目標を持つと、絆が深まりやすい組み合わせとされます。穏やかな未年が、行動力のある亥年や、やさしい卯年に背中を押してもらえる関係も期待できるでしょう。
午年とは「支合」|自然に引き合い、心を許しやすい相性と言われる
午と未は「支合」と呼ばれる結びつきの強い組み合わせで、一緒にいて自然と気持ちが通じやすい相性とされます。明るく行動的な午年と、穏やかで聞き上手な未年は、お互いに足りないところを補い合えると言われます。丙午の2026年から丁未の2027年へ続く流れとも重なるため、この2年に出会った午年と未年の縁を大切に感じる人もいるかもしれません。ただし、午年の勢いに未年が合わせすぎないよう、自分のペースも伝えることが長続きのコツです。
丑年・子年・戌年は、違いを学び合う相性として読むのがおすすめ
「未年と相性の悪い干支」としてよく挙げられるのが、正反対の位置にある丑年(冲)、すれ違いが起きやすいとされる子年(害)、そして戌年・丑年(刑)です。ただ、言い伝えで「悪い」とされる組み合わせは、言いかえれば性格や考え方の違いが大きく、お互いに新しい見方を教え合える関係でもあります。丑年のまじめさや、子年の行動力、戌年の誠実さは、穏やかな未年にとって学ぶところの多い長所です。違いを感じたときは「だから合わない」と決めつけず、「相手はこう考えるのか」と受け止めるきっかけにしてみてください。
干支の相性は参考程度に|相性が悪いと言われても、恋は二人で育てられる
十二支の相性は、古くからの言い伝えで、二人の関係がうまくいくかどうかを決めるものではありません。実際には、生まれ年が同じ干支の人どうしでも性格はさまざまで、相性は会話の仕方や生活のリズム、思いやりの積み重ねで大きく変わります。「干支の相性が悪いから」と好きな人をあきらめたり、パートナーとの関係を不安に思ったりする必要はありません。相性占いは、二人の違いを知って話し合うきっかけとして、楽しみながら使うのがちょうどよい付き合い方です。
2027年の年男・年女は何歳?未年は何年生まれか、年齢の早見表
未年生まれの人の生まれ年と、2027年の年齢をまとめました。「2027年の満年齢」はその年の誕生日を迎えたあとの年齢、「数え年」は生まれた年を1歳として元日ごとに1つ足す数え方です。2026年中の年齢もあわせて載せています。
| 生まれ年 | 干支 | 2027年の満年齢(誕生日後) | 2027年の数え年 | 2026年中の年齢 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年(令和9年) | 丁未 | 0歳 | 1歳 | ― |
| 2015年(平成27年) | 乙未 | 12歳 | 13歳 | 10〜11歳 |
| 2003年(平成15年) | 癸未 | 24歳 | 25歳 | 22〜23歳 |
| 1991年(平成3年) | 辛未 | 36歳 | 37歳 | 34〜35歳 |
| 1979年(昭和54年) | 己未 | 48歳 | 49歳 | 46〜47歳 |
| 1967年(昭和42年) | 丁未 | 60歳 | 61歳 | 58〜59歳 |
| 1955年(昭和30年) | 乙未 | 72歳 | 73歳 | 70〜71歳 |
| 1943年(昭和18年) | 癸未 | 84歳 | 85歳 | 82〜83歳 |
| 1931年(昭和6年) | 辛未 | 96歳 | 97歳 | 94〜95歳 |
| 1919年(大正8年) | 己未 | 108歳 | 109歳 | 106〜107歳 |
※年齢は生まれ年から計算した目安です。干支は西暦の年で区切っています(立春で区切る占いでは、1月1日〜2月の立春前に生まれた人はひとつ前の干支になります)。
年男・年女は満年齢で12・24・36…歳、数え年では13・25・37…歳
2027年の年男・年女は、2027年の誕生日を迎えると12歳、24歳、36歳、48歳、60歳、72歳、84歳、96歳になる未年生まれの人たちです。昔ながらの数え年で言うと、13歳、25歳、37歳、49歳、61歳と、満年齢より1つ多くなります。神社の行事や厄年の案内では数え年が使われることが多いので、どちらの数え方かを確かめておくと安心です。2026年中に「来年は年女だね」と話題にするときは、今の年齢に1〜2歳を足して表を見てください。
年男・年女は縁起がよいとされ、節分の豆まき役を務める習わしもある
年男・年女は、その年の干支の神さま(歳神さま)のご加護を受けやすいと言われ、昔から縁起のよい存在とされてきました。神社やお寺の節分行事では、年男・年女が豆まき役を務める習わしがあり、家庭でも年男・年女の人が豆をまくと福を呼び込むと言われます。2027年の節分は2月3日です。一方で、「年男・年女は運気の変わり目なので気を引き締めて過ごす年」とする考え方もあり、地域や家庭によって受け止め方はさまざまです。
2027年は未年の数え25歳・37歳・61歳が、厄年と重なると言われる
多くの神社では、男性は数え年25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳を「本厄」としています。2027年に当てはめると、2003年生まれの男性(数え25歳)、1991年生まれの女性(数え37歳)、1967年生まれの男性(数え61歳)は、年男・年女と本厄が重なる年です。女性の61歳も厄年とする神社もあり、厄年の年齢や数え方は寺社によって少しずつ違います。厄年は不安になるためのものではなく、体や暮らしを見直す節目と考え、気になる人は近くの神社やお寺の案内を確かめてみてください。
1967年生まれは還暦|生まれた年と同じ丁未が60年ぶりにめぐる「本卦還り」
干支は60年でひと回りするため、1967年(丁未)生まれの人は、2027年に生まれた年と同じ丁未の年を迎えます。これが「還暦」で、「本卦還り(ほんけがえり)」とも呼ばれ、生まれ直して新しい人生を始める節目として祝われてきました。赤いちゃんちゃんこを贈る習わしは、赤ちゃんに還るという意味や、赤色の魔よけの意味があるとされます。家族や大切な人が1967年生まれなら、2027年は感謝を伝える特別な一年になりそうです。
丁未の2027年を恋愛にどう生かす?片思い・復縁・カップル・結婚別のヒント
「温める・育てる・形にする」という丁未のイメージは、恋愛にも置きかえることができます。ここでは干支の読み方を、一年の恋の過ごし方のヒントとして紹介します。
片思いは、小さな灯をともすように会話や連絡をこつこつ重ねる
丁の火は、一気に燃え上がる炎ではなく、少しずつ周りを照らす灯火です。片思いの人は、劇的な告白で一気に距離を縮めるより、あいさつや短い会話、相手を気づかう一言を重ねて、二人の間に温かい空気を育てていくイメージで過ごすとよいとされます。相手の好きなことや予定を覚えておき、自然な話題につなげるだけでも、関係は少しずつ変わっていきます。気持ちが育ってきたと感じたら、そのとき初めて言葉にして伝えても遅くありません。
復縁は、急がず関係を温め直す時間をとる
「未辛抱」の言葉のように、2027年は結果を急がないことがテーマのひとつと言われます。復縁を望む人は、すぐに答えを求めて連絡を重ねるより、別れの原因を振り返り、自分の気持ちと暮らしを整える時間を大切にしてみてください。冷えた関係は、強い火で一気に温めると焦げてしまうように、少しずつ温め直すほうが自然に戻りやすいとも考えられます。相手の気持ちは干支や占いでは決められないので、どんな結果になっても自分を大切にできる準備も一緒に進めておきましょう。
カップルは、二人の土台(暮らし・お金・将来)を話し合う年にする
火生土の「土」は、暮らしや関係の土台を表します。付き合っているカップルにとって2027年は、楽しいデートに加えて、住まいや家計、仕事と休日の過ごし方、将来の希望など、二人の生活の土台について話し合うのに向く年と読まれます。羊が群れで助け合うように、どちらか一方ががんばりすぎない、役割の分け方を見直すのもよいでしょう。お金や住まいなど大きな決断は、干支や占いだけで決めず、二人の状況を確かめながら進めてください。
結婚・入籍の日取りは、暦の吉日と組み合わせて選ぶ人も多い
家族の安泰を象徴する未年は、結婚や入籍を考える人にとって縁起のよい年と受け止められることがあります。日取りにこだわりたい人は、天赦日や一粒万倍日、大安などの吉日と、二人の休みや記念日を組み合わせて選ぶ方法が人気です。2027年の天赦日・一粒万倍日の日付は天赦日・一粒万倍日2026・2027の一覧にまとめているので、カレンダーと見比べてみてください。吉日はあくまで気持ちを後押しする目安なので、二人と家族が無理なく動ける日を優先して大丈夫です。
星の動きで見る2027年の恋愛運は、西洋占星術の記事とあわせて読む
干支は東洋の暦をもとにした考え方で、12星座や木星・金星の動きで読む西洋占星術とは、見ているものが違います。2027年の恋愛が動きやすい時期を月ごとに知りたい人は、2027年の運勢と恋愛運(12星座別)もあわせて読んでみてください。干支で一年のテーマをつかみ、星占いで具体的な時期を見る、と組み合わせると、計画を立てやすくなります。占いによって結果が違うときは、共通して出てくるテーマを参考にすると、自分に合った受け止め方がしやすくなります。
年賀状に使える未年の言葉と豆知識|三陽開泰・吉祥如意・羊雲
2027年の年賀状に、未年らしい言葉をひとつ添えると、ぐっと季節感が出ます。よく使われるものを短く紹介します。
- 三陽開泰(さんようかいたい):冬が終わって春が来るように、よいことがめぐってくるという意味の言葉。中国語で「陽」と「羊」の発音が同じことから「三羊開泰」とも書かれ、羊年の賀詞として親しまれています
- 吉祥如意(きっしょうにょい):おめでたい兆しがあり、物事が思いどおりに運ぶようにという願いの言葉。「祥」の字にも羊が入っています
- 羊雲(ひつじぐも):羊の群れのように小さな雲が並ぶ空。小さな積み重ねがやがて大きな形になる、というたとえとして添え書きに使えます
「美」「善」「義」「群」など、よい意味の漢字に「羊」が入っていることから、羊は古くから縁起のよい動物とされてきました。干支の色を気にする人には、五行で丁(火)の赤、未(土)の黄色にちなんで、オレンジや黄色、金色を取り入れたデザインがよく選ばれています。添え書きには「灯火のようなあたたかな一年になりますように」「穏やかに実りを重ねる一年になりますように」など、丁未のイメージを生かした一言もおすすめです。
2027年の干支・丁未に関するよくある質問
2027年は令和何年?何どし?
2027年は令和9年で、干支は丁未(ひのとひつじ)、十二支で言えば未年(ひつじどし)です。2026年(令和8年)の丙午(ひのえうま)の次の干支にあたります。年賀状などでは1月1日から未年として扱い、四柱推命などの占いでは立春の2月4日10時46分から丁未の年と考えます。
未年は何年生まれ?今何歳?
未年生まれは、2015年・2003年・1991年・1979年・1967年・1955年・1943年・1931年生まれなどの人です。2026年中の年齢はそれぞれ10〜11歳、22〜23歳、34〜35歳、46〜47歳、58〜59歳、70〜71歳、82〜83歳、94〜95歳です。2027年の誕生日を迎えると、12歳・24歳・36歳・48歳・60歳・72歳・84歳・96歳の年男・年女になります。
2028年の干支は?
2028年(令和10年)の干支は戊申(つちのえさる)で、十二支で言えば申年(さるどし)です。十干は丁の次の「戊(つちのえ)」、十二支は未の次の「申」になります。年の切り替わりは、2027年と同じように一般的には1月1日、占いでは2028年の立春からと考えます。
2027年の九星は?
九星気学では、2027年は「九紫火星(きゅうしかせい)」が中心(中宮)に入る年とされます(2026年は一白水星)。九星気学も立春を年の境目にするため、2027年の九紫火星の年は2月4日の立春から始まると考えます。九星による運勢や方位の吉凶は流派によって解釈が分かれるので、気になる人は複数の資料を見比べてみてください。
丁未は縁起が悪い年?丙午のような迷信はある?
丁未は、五行で「火生土」の穏やかな組み合わせとされ、日本で縁起の悪い年として広く語られてきた干支ではありません。中国には丙午・丁未の年に災いが多いとする古い説もありますが、過去の出来事を後から当てはめたもので、根拠のある予言ではありません。干支で年の吉凶や生まれた人の運命が決まることはないので、安心して新しい年を迎えてください。
未年は金遣いが荒い・金食い虫と言われるのは本当?
「未年は金遣いが荒い」「金食い虫」といった話はインターネット上で見かけますが、はっきりした根拠のない俗説です。反対に、羊が毛や乳で人の暮らしを支えてきたことから「未年はお金に困らない」と言う説もあり、言われ方はさまざまです。お金の使い方は、生まれ年ではなく、育った環境や今の暮らし、価値観で決まるものなので、干支で人を判断しないようにしたいですね。
2027年に生まれる丁未の子は、性格が決まっている?
干支占いでは丁未生まれの傾向が語られますが、子どもの性格は育つ環境や出会う人、本人の経験によって形づくられていくもので、生まれ年で決まるものではありません。四柱推命でも、年の干支は生年月日時の一部にすぎず、それだけで人柄を読むことはしません。出産の時期を干支で悩む必要はないので、家族の体調や暮らしの都合を優先して考えてください。
2027年の初夢はいつ見る夢?
初夢は、一般的に元日の夜から1月2日の朝にかけて見る夢を指すとされますが、大みそかの夜や2日の夜の夢とする考え方もあります。一年の運勢を占う夢として、昔から「一富士二鷹三茄子」などの縁起のよい夢が知られています。初夢の意味や縁起のよい夢については、初夢で縁起がいい夢46選で詳しく紹介しています。
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まとめ:2027年の干支・丁未は「温めて育て、形にする」年とされる
- 2027年(令和9年)の干支は丁未(ひのとひつじ)。一般的には1月1日から、四柱推命・九星気学では立春の2月4日10時46分から
- 丁は灯火のような陰の火、未は実りに向かう陰の土。「火生土」の関係から、積み重ねが形になる年と読まれる
- 2026年の丙午からの流れは「燃え上がる火」から「灯し続ける火」へ。丙午の迷信は丁未には当てはまらない
- 未年生まれは穏やかで協調性が高く、恋はじっくり育てるタイプとされる。相性は卯・亥(三合)、午(支合)がよいと言われるが、あくまで言い伝え
- 2027年の年男・年女は満年齢で12・24・36・48・60・72・84・96歳。1967年生まれは還暦(本卦還り)
- 干支は一年を考えるヒント。運命を決めるものではないので、恋も暮らしも自分のペースで温めていく
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